恋したくない新党

ハロプロがすき

生理が2週間早く来たから不正出血かと思ったけど正常だったの腹立つ(日記)

バイトを終え、つけ麺を食べたその足でコントライブに寄り、帰宅してから新しいカギを見た。風呂でYouTubeを巡回し、金曜日らしいことを一通り終えたので、溜めていた課題をひとつ提出しなければいけないことを思い出した。

PCを開いて画面を見つめてみたが、全く指が動かない。というか、目が文字を解読しようとしない。ふと友人から、再来週どこか空いているかと聞かれていたのを思い出す。課題の前にとりあえず予定を確認してみることにして、カレンダーを開く。

カレンダーといっても、開いたのは生理日管理のカレンダーだった。たしかそのあたりは生理が来るはずで、生理が来てしまうと私はもう何もできなくなってしまう。友人と食事をする、それだけのこともできない。ただ貧血からくる眠気と痺れるほどの痛みにされるがままの泥になってしまうのだ。

案の定、次回の生理予定日は再来週の頭あたりだった。とはいっても、だいたい予定日から1〜2週間の遅れはゆうに生じる不順体質であるから、あまり信用はしていない。しかし、そのあたりに生理が来なくとも生理前症候群とかいう症状で使い物にならないだろうことは間違いない。

どうやって断りを入れようか。わりと長い友人なので、正直に言っても構わないとも思う。ただ向こうが私のことを同様に考えているかまではわからない。友人に返信するのも後に回すことにして、再びYouTubeを開いた。

1時間か2時間くらい、ビヨーンズの新曲MVやら、東京ホテイソンチャンネルやらを眺めていた。課題に取り掛かることも友人に返信することもできない私に比べて、画面の中の人たちは人生を最大限に楽しんでいるように見えて、1分ほど動画を止め泣いた。今日は好きなタレントを見るのはやめようと決めて、ただシフォンケーキを焼く動画を流しておくことにした。腹がボコボコと音を立て始めた。

もしかして、今は排卵期というやつかもしれぬ。排卵痛やそれにともなう腹の不具合は経験がある上に、生理予定日の10日ほど前であるということからなんとなく見当をつけた。そのまま腹の音は流しておき、YouTubeを見続けていたのだが、今度は股に違和感を覚えた。

別に生理ではなくとも股がおりものという不快な体液を出すことは日常であるから、さして気にはしていない。しかし下着が汚れるのは勘弁して欲しかったので、おとなしくトイレに立った。下着を下ろすと、見事に鮮血が染みていた。

最悪である。

おそらく排卵出血だと言い聞かせたが、やはり腹に生じた不具合と、鮮血の勢いが違う。下着を洗っているうちに、かすかに特有の鈍痛までやってきた。

最悪である。

この鈍痛を放置すれば、明日目を覚ます頃には前後不覚の激痛に進化することを知っていた。仕方なく降参し、常備の漢方を白湯で流し込む。顆粒の漢方は喉にひっかかるととんでもなく不味い。あまりの不味さに、自身の偏頭痛体質を憎む。前兆のある偏頭痛を起こす者は低用量ピルを飲んではいけないという事実を、生理のたびにこうして憎む。また、市販の鎮痛薬(錠剤)を生理痛時に飲むと吐き気に襲われるという副作用も憎む。

最悪である。

そもそも、生理予定日はまだまだ先のはずであった。カレンダーを再び開き、しぶしぶ今日の日付に生理開始と入力する。すると、前回の生理から35日目であったと表示された。普段の生理周期は最低40日、50日を超えることもある。しかし、本来ならば28〜35日ほどの周期が理想的である。う〜ん、正常。不順改善の兆し。友人の誘いを断ることもない。課題ができなかったのも生理のせいになる。めでたし。

いや、生理なのでなにもめでたくはない。やはり、最悪である。