あなたのトンチキはどこから? 〜アンケート結果とオタクの考察〜
アイドルを応援する日々はトンチキに溢れている。新曲の歌詞、ライブ衣装、雑誌のQ&A……。なぜトンチキは我々オタクの心を掴んで離さないのか。トンチキを愛するオタクの一人として、トンチキについて考えてみた。
【本編】あなたのトンチキはどこから?アンケート結果
トンチキについて考えたかったが、圧倒的に情報が足りなかった。そこで、以下のようなアンケートを実施した。
アンケート概要
10月11日からGoogleフォームを使用し、アイドルが歌うトンチキソングに関して簡単なアンケートを行った。アンケートは私のTwitterアカウント(@minaidemaruchan)にて公開した。
今回のアンケート参加者属性は以下の通り。
発信元が関ジャニ∞のファンアカウントであることもあり、ジャニーズ(特に関ジャニ∞)ファンが中心となった。*2
これこそがトンチキソングだ!
まず、より多くのトンチキに触れるためにトンチキソングをたくさん教えてもらった。
「トンチキ」だと感じた楽曲を教えてください。(複数回答可)
回答に上がってきたのは以下の楽曲。
- ふわふわポムポム (関ジャニ∞) 15票
- バッキバキ体操第一 (関ジャニ∞) 2票
- PARA!PARA!チャ〜ハン (ジャニーズWEST)
- 僕らの軌跡〜ジャニーズWEST 日本縦断〜 (ジャニーズWEST)
- バィバィDuバィ〜See you again〜 (SexyZone) 3票
- Study Equal Magic! (S.E.M) 2票
- 脱法ロック (Neru)
- LOVE&KING (関ジャニ∞)
- 愛の奴隷 (ジャニーズWEST)
- 夜な夜な☆ヨーNIGHT (関ジャニ∞) 5票
- SexySummerに雪が降る (SexyZone) 4票
- 寿司くいねェ (シブがき隊)
- 地団駄ダンス (Juice=Juice)
- チョトマテクダサイ (スマイレージ)
- 恋にBooing ブー! (スマイレージ)
- ココナツ (ももクロ)
- Help me!! (モーニング娘。)
- クルトン (関ジャニ∞)
- 狩(仮) (関ジャニ∞)
- マツケンサンバ(松平健)
- Mr.ズドン(SixTONES)
- we are KAT-TUN(KAT-TUN)
- あたしきっと無限ルーパー (私立恵比寿中学)
- チュムチュム (NEWS)
- RAM-PAM-PAM (SixTONES)
- ∞SAKAおばちゃんROCK (関ジャニ∞)
- ワンシャンロンピン (関ジャニ∞)
- マジLOVEレボリューション (うたの☆プリンスさまっ♪)
- WA!輪!!ワールド音頭 (ヘタリア)
- Loud-X (関西ジャニーズJr.)
- 関風ファイティング (関ジャニ∞)
- クリームシチュー (関ジャニ∞)
ありがたいことに参加者属性の偏りも気にならないほど多岐にわたるトンチキソングの数々を教えていただいた。ここからはジャンル別に詳しく見ていくことにする。*3
関ジャニ∞
- ふわふわポムポム 15票
- 夜な夜な☆ヨーNIGHT 5票
- バッキバキ体操第一 2票
- LOVE&KING
- クルトン
- 狩(仮)
- ∞SAKAおばちゃんROCK
- ワンシャンロンピン
- 関風ファイティング
- クリームシチュー
全体の中でも最多得票数を誇る「ふわふわポムポム」は、もはや殿堂入りと言ってもよいだろう。発売当時には電子ドラッグとして関ジャニ∞オタクのみならず多くのジャニオタSNSを席巻した伝説のトンチキソングだ。無秩序に羅列されているような意味深なような歌詞、電子音やメンバーのセリフがぐちゃぐちゃにリミックスされた間奏は、聴けば聴くほどトリップの渦に巻き込まれていく。
思わぬ伏兵だったのが、5票獲得の「夜な夜な☆ヨーNIGHT」。あらためて聴いてみると、なぜこの曲を忘れていたのだろうと自分を疑うほど終始酒の匂いが漂っていた。楽しい仲間と楽しい酒を楽しんでいる情景が目に浮かぶ。とにかく陽気で、ノリと勢いだけで曲が進んでいくので全部忘れたい夜に聴きたい。
「バッキバキ体操」と「クリームシチュー」は、どちらもフジテレビ系で放送中の「関ジャニ∞クロニクル(F)」から派生したもの。「LOVE&KING」を歌う「TAKATSU-KING」というキャラクターは日本テレビ「月曜から夜ふかし」と関係しており、関ジャニ∞のトンチキとテレビバラエティの笑いは、同一線状とまではいかなくとも近い位置にあるかもしれない。
今回のアンケートでは回答がなかったが、関ジャニ∞「コーヒーブレイク」は「クリームシチュー」とトンチキ性が似ていると思う。ひとつの食べ物(飲み物)をゴリ押しする勢いと狂気、一方であまりに穏やかでしっとりとした曲調。このちぐはぐさもまた、関ジャニ∞らしいトンチキといえる。
特に意外だったのは、「クルトン」である。絵本みたいなかわいいラブソング…という印象しかなかったのだが、改めて歌詞をよく読んでみるとなるほどトンチキ。
何回も 何回も 何回も 聞くよね!
何回も 何回も 何回も 何回も 聞くよね!
無邪気な顔して 聞くよね!
いつだって いつだって いつだって 言ってやる
いつだって いつだって いつだって いつだって 言ってやる
魔法のような言葉唱えるよ
僕というアクセントを活かしてよ
君のスープで 泳ぎたいよー
後半の「クルクルトントンクルトントン」以降から、擬人化されたクルトンが主人公なのだとなんとなく予想される。しかし前半で何を聞いてくるのか、何を言ってやるのか、曲中で明かされることはない。
君の未来に僕はいるの? 君を求めすぎているのかなぁ〜
すり減ったクツ ボロボロのTシャツ
君が僕を強くしたんだ
離れたってここにいる 永遠につながっている
さらに、曲の終盤に突然差し込まれるこのシリアスな歌詞。それまでのファンタジックな世界観から急に現実的な青春ソングの趣を呈したかと思えば、次の小節からはすぐに「クルクルトントン……」と元の世界に戻っていく。
この曲が一体どういう物語の中でどのような意味を持つのか、正解は作詞者である横山裕さんのみぞ知る。横山さんが作り出すトンチキ(エイトレンジャー、CHUUなど)はジャニー喜多川らしさがあるという人もしばしばいるほどだが、「クルトン」の不可思議さはそこに通ずるのかもしれない。
関ジャニ∞、あんまりトンチキソングないな……と思っていたが、「よく考えたらトンチキ」ジャンルにおいては、まだまだ名曲がありそうだ。
一方で、ミュージックステーション内のトンチキソング企画に関ジャニ∞代表として選ばれた「∞SAKAおばちゃんROCK」も根強い。曲自体はコミックソングとの間にいるような気もするが、やはりリリース時の強烈な衣装(肩がカマキリみたいに尖っている)は間違いなくトンチキである。
SexyZone
- SexySummerに雪が降る (SexyZone) 4票
- バィバィDuバィ〜See you again〜 (SexyZone) 3票
私のアカウントの特性上、今回の回答者は主に関西ジャニーズのファンであり、SexyZoneのファンからの回答は得られなかった。しかし、その中でも票がこの2曲に集中していたのが印象的である。現役ジャニーズグループの中では最もジャニー喜多川成分が色濃く表れており、ビジュアルの美しさやアイドルらしさと歌唱している歌詞のギャップもまたトンチキ性を高めている。
関ジャムでのトンチキソング特集でもこの2曲が筆頭として紹介されており、もはやトンチキソングの代名詞とも言える。
その他ジャニーズ
- 寿司くいねェ (シブがき隊)
- 愛の奴隷 (ジャニーズWEST)
- PARA!PARA!チャ〜ハン (ジャニーズWEST)
- 僕らの軌跡〜ジャニーズWEST 日本縦断〜 (ジャニーズWEST)
- Mr.ズドン(SixTONES)
- RAM-PAM-PAM (SixTONES)
- we are KAT-TUN(KAT-TUN)
- チュムチュム (NEWS)
- Loud-X (関西ジャニーズJr.)
もともと知っていたのは「寿司くいねェ」「チュムチュム」「we are KAT-TUN」くらいだったので、新顔トンチキが豊作でウキウキした。
特に刺さったのは「Mr. ズドン」。ネタはネタなんだろうが、これを真顔で長年育てて曲まで出せるジェシー御大、そしてSixTONESメンバーとファンの皆さんに脱帽。「ネタとして適当に作ったらライブの人気定番曲になってしまった」というストーリーもジャニーズトンチキのひとつの姿という感じで愛せる。歌詞も本当に意味がなくてただ楽しいだけの曲なのに、謎の壮大さがある。
ジャニーズWESTの「愛の奴隷」は最初歌詞だけ見たとき「トンチキ………???」という感じだったが、衣装を見て納得した。トンチキというかなんというか、振り切っていてすごい。しかも急にパラパラ踊り出してる……?なんで……?怖い……
女性アイドル
- 地団駄ダンス (Juice=Juice)
- チョトマテクダサイ (スマイレージ)
- 恋にBooing ブー! (スマイレージ)
- ココナツ (ももクロ)
- Help me!! (モーニング娘。)
- あたしきっと無限ルーパー (私立恵比寿中学)
圧倒的つんく♂!!!!!!!かと思いきや児玉雨子にヒャダイン、さつきがてんこもりと新進気鋭感がある。
今回挙げられたものはもちろん、ハロプロにはとにかくトンチキソングが多い。記憶に新しいところだとアンジュルム「46億年LOVE」*4だろうか。あえて何が特にトンチキだと言おうとしても、それぞれ「節」が利きすぎていてトンチキ・非トンチキを区別することはもはやナンセンスだ。
めちゃくちゃかわいくて幼い少女たちに豚鼻をつけさせてみたり、急に江戸テイスト(ボリウッドテイストのこともある)を入れてみたり、リクルートスーツを着せてみたり、「チキブン」「おへその国」とかいう謎語彙を生み出したり、とにかく突拍子もない。
個人的に「ココナツ」についてはヒャダインが関ジャムで歌詞を解説した時からトンチキアウラ(トンチキアウラ)が凋落してしまった気がしてなんだかな……という感じ。明確な意図を持って作られたお祭りソング(ライブ盛り上げソング)をトンチキとするかどうか、意見が分かれそう。
「あたしきっと無限ルーパー」で検索しようとしたら「あたしきっと無限ルーパー 意味」がサジェストされた。もはやトンチキ様式美。全国の鉄道や地名がたくさん出てくる曲とトンチキの関係についても一考の余地がある。*5
二次元
- Study Equal Magic! (S.E.M) 2票
- マジLOVEレボリューション (うたの☆プリンスさまっ♪)
- WA!輪!!ワールド音頭 (ヘタリア)
二次元のトンチキというとポプテピピック(アニメの方)くらいしか触れたことがなく完全に疎いので、今回は全て新しい出会いだった。
2票獲得の「Study Equal Magic!」、歌詞を見ながら「すごい!ほんとにわけがわからない!!!」と大興奮してしまった。しかもこのS.E.M、元高校教師ユニットなの……?現役高校生ですらない……?怖い……。だけど、あれ……?高校教師だということを念頭に置いてMVを見ると……すごく理解出来る(かもしれない)……!これ、高校教師かしまし物語だ……!?!?!?
というわけで歌詞の解像度は急に上がったものの、衣装と振り付けも強烈にトンチキ。メガネキャラが変な衣装を着て変な踊りをしているだけでトンチキ度合いは抜群に上がるということを実感した良いMVだった。
「マジLOVEレボリューション」は基本的に数字の桁がひとつ多いのが変なのと、「〇〇 Revolution」のバリエーションが多いことに感服してしまった。あんスタの「忍者ロック」「ロックな根性」とかを眺めているときの感情に似ている。*6
「WA!輪!!ワールド音頭」はもう「ソーレソ連」でやられた。絶対に全要素を入れ込む!という強い意志が表れている歌詞はもはや圧巻。
その他
「マツケンサンバ」はやはり関ジャムトンチキ回でヒャダインが取り上げていたように、ところどころ整合性のない適当な歌詞や圧倒的お祭り感、そしてチープなほどに豪華絢爛なパフォーマンスと、日本で平成を生きた人全員が認める大トンチキソングである。紅白にふさわしすぎる。
上記は当然のこととして、「脱法ロック」はMVが強烈だった。酔った。ただ強烈ではあるものの、どことなく既視感がある。たぶん「脱法ロック」のトンチキはインターネットの煮凝りのような類のものなのではないだろうか。「ポプテピピック」ないしAC部やヤバいTシャツ屋さん(あと「寿司くん」とか)的な、ネットでミーム化しているものや、これからミーム化していくであろうものを脈絡なく詰め込むことによって生まれるトンチキ。
トンチキ十人十色
ここまでトンチキソングについて私感を書き連ねてきたが、次の質問では各回答者が何をもってトンチキとしているかについて聞いた。
楽曲について「トンチキ」だと感じる基準があれば教えてください。
回答の中で一番多かったのは「歌詞」である。歌詞が意味不明であること、脈絡がないこと、不自然なオノマトペや外来語を乱用していることなど、前項のトンチキソングたちがトンチキであることを裏付ける結果となった。
当たり前の事をさも新発見かのように言う そのまた逆でマイルドは地球の裏側ではワイルドにならないということ
こちらの回答が特に印象的だった。確かに、トンチキソングとして話題になった「U.S.A」の「どっちかの夜は昼間」も、考えてみれば当然のことをあえてわかりにくく言い直しているのがダサくてトンチキなのだろう。(「U.S.A」は後の回答にも!)あとはモーニング娘。'14「TIKI BUN」の「寝不足は寝るしかない」も有名だ。
制作側がごく真剣に制作し、出来上がるまで我にかえらない。
作った人も歌ってる本人も大真面目だけど歌詞のワードのチョイスが変だったり、意味が分からないような曲。ダサいけどそこがクセになる
あちら側にふざける意図が無いにもかかわらずクスッと笑えてしまう
「真面目なのに変」というギャップについて触れている回答も複数見られた。ただ変で面白いだけではコミックソングになってしまうところを、制作側にその目的意識がないことでそこにトンチキが生まれるのである。
Mステで放送されたジャニーズトンチキメドレーにて披露された関ジャニ∞の∞SAKAおばちゃんROCKであったり、今話題を呼んでいるSnowManのP.M.Gであったり、あの手の楽曲は所謂コミックソングだと考えています。メロディラインがおちゃらけたように動いていたり、狙ったように面白い単語を並べたりといった楽曲はトンチキとは呼べないと思います。真のトンチキとは普通に聴ける(もちろんいい意味で)メロディーに急にぶち込まれる解読不能な歌詞が入っていることだと考えます。(例:USAより「どっちかの夜は昼間」)
ここまで読んでいただけたならお分かりだと思うが、このトンチキ観が美しくまとまりすぎていて、もうこれがあればこのブログを書く必要ないのでは……というところまで行った。要するに私が言いたいのはこれなのだ。しかし、トンチキ観も十人十色。私も含め、トンチキソングをトンチキだと思う基準、そしてそれをいかに言語化するか、全員に微妙な差異があるから面白いのである。
歌詞、コンセプトが二つ以上ある衣装
というわけで興味深かったのがこちら。「コンセプトが二つ以上ある衣装」……?想像するだけでトンチキだが、具体的に何かと言われるとすぐには思い浮かばない。ありがちなコンセプト重複は、王子衣装と何かの掛け合わせとかだろうか。あとは「前向きスクリーム!」でチェックにチェックを重ねた半パンにジャケット、さらにひょっとこのお面というゴチャゴチャ衣装とか……?変な衣装というと、伝説のスケスケデビュー衣装やキスマイのイカみたいなやつ、イッツマイソウルのピチピチ衣装やモーニング娘。の熱帯の鳥みたいなやつ、といった見るからに異常なものの印象が強すぎるのか、コンセプトに気を配ったことはなかった。*7
輝くトンチキアイドルたち
最も「トンチキ」だと感じるアイドルを教えてください(事務所・次元・ソロ・グループ・ユニットを問いません)。
ここからは、上記の質問の回答をランキングで紹介する。
同率9位 SMAP、S.E.M、モーニング娘。、(ヤバいTシャツ屋さん)*8
5位 ジャニーズWEST
同率3位 ジャニーズ事務所、ハロー!プロジェクト
ジャニーズ、ハロプロという大きな括りで同率に。複数回答可としていたため、この二つを並べていた回答も目立った。
2位 関ジャニ∞
回答者の属性分布からもやはりここは外せない。しかし実際、関ジャニ∞は歴史、楽曲、ライブ演出から日常の些細なエピソードまでトンチキに満ちている。*9
そして堂々の一位は………
1位 SexyZone
ご存知SexyZoneである。SexyZoneの皆さん、トンチキ楽曲を歌わされてばかりかと思いきやしっかり本人もトンチキなのがすごい。中島健人さんなんてトンチキの擬人化でしかないのでは。表面しか知らない他Gオタクではありますが……。
オタクのウキウキトンチキライフ(ここからほぼマシュマロ)
「トンチキ」だと思う物事を教えてください。アイドルに関わらなくても大丈夫です。
この質問を作ったところ、良いトンチキと良いトンチキ観をたくさんいただけたので一部抜粋してマシュマロ的に紹介する。*10
ジャニーズや二次元以外だと、KPOPアイドルの曲の日本語バージョンによくトンチキ感を感じます。真面目に歌ってくれているからこそ、余計に浮いている気がしてしまいます。「そういう言い回しするの?!」と違和感があります。 例:Red Velvet「Dumb Dumb」《まるでロボットよ 油ささなくちゃカチカチ》TREASURE「MMM」《心臓が爆発寸前》 TREASURE「BE WITH ME」《誰が何と言おうとも 危ないから》 いつもおもしろいツイート拝見しています。アンケート結果、楽しみにしています!お身体に気をつけて、オタク活動楽しんでください!
わーいありがとうございます!トンチキのおかげで今日も元気です!
KPOPトンチキ日本語詞問題、わかります……。私mamamoo「HIP」大好きなんですが、日本語バージョン聴いたら「顔!肩!脚!」とか言ってて「それでいいの!?」となった覚えがあります(トンチキとも違いますが)。歌詞の場合ふつうの翻訳と違って、意味だけじゃなく音のハマり具合とか韻とかまで求められるから難しいんですよね。
IZ*ONEでさくなこが訳した歌詞なんかはそんなにトンチキ感なかったかな……という気がするんですが、日本語が第一言語であることは結構重要なんでしょうね。逆に日→韓翻訳なら、トンチキ韓国語訳になる可能性は十分ありますし。
最近バズってた少女時代「gee」とかは、訳しにくかったりリズムの要になったりする韓国語はそのまま残しているからか、違和感由来のトンチキから頭空っぽ系トンチキに進化している気がします。
2.5次元ダンスユニットのアルスマグナがメジャーデビューして初めてのアルバムのリリイベの際、あるメンバーの顔のお面が会場全員に配られ、およそ1000人がお面をつけて集合写真を撮ったこと。発端はメンバーの「ステージから見える景色が全部俺の顔だったら面白いよな」という発言から。壮観です。
怖!?!?!?!?開いた瞬間に声出ちゃいました。「ステージから見える景色が全部俺の顔だったら面白いよな」………………………。そりゃそうかもしれないけど、実際にやるのはすごい。「ステージが動いたらすごいよな」「ペンライト制御できたら綺麗だよな」とかも客観的に見たらトンチキ発想かもしれないけど「ステージから見える景色が全部俺の顔だったら面白いよな」はなかなか狂気を感じるトンチキで好きです。
やっぱりジャニーさんって存在がもうトンチキだなと思います。他の事務所もそうですけど、歌やダンス、セールスやチャートだけでなく、「エンターテインメント」を極めるとなんでか1回とりあえずトンチキになるんだろうなと思ってます。日本のエンタメにトンチキは不可欠だと思います。なんだかんだ言っておもれ〜しな〜
「なんだかんだ言っておもれ〜しな〜」に尽きますね。新譜や衣装にトンチキトンチキと騒ぎつつ、その騒ぎがお祭りのようで楽しいしおもしろい。ジャニーズエンターテイメント、最高!!!
銀幕ヘタリア
特撮のお祭り映画 特に平成GENERATIONS Forever
Hello!GR8EST BABY
QuizKnockの動画
たくさんのトンチキをありがとうございます!!!
よく知っているのは「Hello!GR8EST BABY」ですが、そういえば関ジャニ∞にはこれがありましたね!?!?コンセプトから映像のカラフルさから何からトンチキなのはもちろん、メンバー発案というところがまた怖いし、色々すごい映像です。そもそもこの「GR8EST」というアルバム自体ちょっと怖トンチキの気が強いな……と今更ながら思います。
特に気になった銀幕ヘタリアについて検索したら「銀幕ヘタリア ひどい」とか「銀幕ヘタリア 黒歴史」が出てくるのはひとまず置いておくとして、『銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it, White(白くぬれ!)」が正式タイトルであってますか?「(白くぬれ!)」までという認識で本当にいいんですか?さすがに違います?何か歴史的に「Paint it, White」という名言あるいは重大発言があって、その邦訳が「白くぬれ!」だからとかいう話だったりしますか?アマプラにあるのを発見したんですが見ても大丈夫なやつでしょうか?もう引き返せませんか?
【ここから蛇足】「トンチキ」とは何か
ここまでアンケートの結果を元にさまざまなトンチキについて考えてきた。しかし、そもそも「トンチキ」はどのような意味なのだろうか。ここからは、アンケートをとるうちに膨らんでしまったトンチキへの純粋な興味から調べたこと、そして極めて主観的な考察に入る。
Twitterにて改めて簡単なアンケートを行ったところ、以上の結果を得た。選択肢は既にGoogleフォームに寄せられた回答を参考に作成している。
票数が少ないため信憑性には欠けるかもしれないが、「変」「意味不明」が同率で一位、続いて「面白い」、そして「のろま」が0票となる結果は非常に面白い。
このアンケートもやはり私のTwitterで行っているので、回答者のほとんどはアイドル(関ジャニ∞)ファンであると推測できる。
逆に、アイドルやSNS、サブカルチャーとは縁のない私の両親(ともに50代)に対しても、
「トンチキという言葉を普段使うか」
「トンチキはどのような意味だと思うか」
について(特に質問の目的などの事前情報は与えず、何気なく)聞いてみたところ、これもまた面白い答えが得られた。
母「とんちき……? 全然使わないからわからない。昔の言葉? 馬鹿とか、まぬけってこと?」
父「それって放送禁止用語じゃなかった? 戦前は使ってたかもしれないけど今は誰も使ってないってことはのろまとかいう意味の蔑称だからだと思う」
いやそんなわけがあるかーッ!バリバリ現役じゃい!という気持ちはさておき、特定の文脈を持たない普通の大人からすると、だいたいこんなものではないかと思う。*11
さらに、オタク用語としての「トンチキ」ではない「とんちき」という言葉に関しては、むしろ両親の捉え方の方が辞書的には正しいのである。
とん‐ちき
〔名〕① ぼんやりしていて、気のきかないこと。また、その人。のろま。とんま。まぬけ。
*洒落本・辰巳之園(1770)「お中さん、揃たとんちきだねえ」
② 軽はずみな人。あわて者。文政・天保(一八一八‐四四)の頃に上方で流行したことば。
*当世花詞粋仙人(1832)「あわてもの、とんちき」
[補注]「とんちき」の「とん」は「とんま」の「とん」で、「ちき」は「いんちき」の「ちき」などと同じ接尾辞と考えられる。
精選版 日本国語辞典(小学館)より
「とんま」の「とん」に、「高慢ちき」などの「ちき」がついた語。
また、擬人化して「とんきち(頓吉)」といい、「きち」を倒置した語ともいう。
ちなみに落語にも「とんちき」という演目があるが、こちらもやはり「見た目がまぬけ」であると人に対し軽蔑するようなニュアンスで用いられている。
このように、実は「とんちき」とは「とんま」から派生した語であり、「のろま」「まぬけ」「軽はずみ」な人を表すネガティブな意味を持つ。
つまり、アイドルファンの間で使われている「トンチキ」は本来の「とんちき」からあまりに乖離しているのである。アンケートで挙げられたトンチキソングの傾向からも、「トンチキ」からは理解を超えた摩訶不思議かつ、明るくポップな物事を連想する人が多いことがわかる。意味も然りだが、対象が人から物事へ広がっているのも特筆すべきである。
原義の「とんちき」から離れ、オタクスラングとしての「トンチキ」はまったく独特の言葉として広まっているようだ。
ではなぜ、そしていつ、このような意味変化が起こったのだろうか。
Twitter検索で期間を指定し、「トンチキ」を使ったツイートを調べたところ、2008年(日本版Twitterの開始年)に「トンチキ」をオタクスラングとして使用していたユーザーは見つからなかった。「トンチキ」という言葉自体は少数用いられていたが、原義に近い「まぬけな人」のイメージで用いられていることがほとんどであった。
オタクスラングとしての「トンチキ」ツイートが見られ始めたのは2009年の10月ごろで、当時は「ジャニーズの衣装がトンチキである」という旨のツイートが中心であった。しかしそれだけでは単に「とんちき(=まぬけ)」の意味で使っているのか、はたまた「トンチキ(スラング)」であるのか判別することは難しい。
衣装だけではなく、歌詞やジャニーズ関連の物事に対しての「トンチキ」が増え始めたのは、2010年下半期以降である。この時期には「トンチキだがそこがいい」「トンチキはジャニーズならでは」といった意味のツイートがしばしば見られ、明らかにスラングとしての「トンチキ」が使われていることがわかる。
しかしTwitterにおけるこの変遷は、Twitterを利用するジャニーズファンの増加に伴うものにすぎない可能性が大きく、実際にいつからスラングとして用いられていたかを断定することはできない。ただ、2010年時点で「トンチキ」はジャニーズファンにのみ用いられているスラングであり、現在のように他ジャンルのアイドルやサブカルチャーにまで広がるのはまだ先のことであったようだ。
肝心の「なぜ意味が変わったのか」に関して、有用な情報は見つからなかった。ただ、「とんちき」を辞書で引いたとき近くにある「トンチンカン」はもっと「トンチキ(スラング)」の意味に近いような気もするので、「とんちき」自身の原義やそれに近い語の発音から受ける印象を巻き込みながら意味変化していったのではないだろうか、と漠然と考えている。*12
なぜジャニーズとハロプロが「トンチキ」なのか
アンケートでも回答の中心となったジャニーズとハロプロ。すでにそのトンチキ性についての分析記事は存在している。*13realsound.jp
この記事で興味深かったのは、ジャニー喜多川とつんく♂に共通するトンチキソングの源流を歌謡曲としているところだ。和洋折衷された歌謡曲の独自性は、たしかにトンチキソングに通じる。今回のアンケートでも、不自然な外来語について触れる回答は目立っていた。
しかしあえてこの二者に共通点を探すとすれば、その思想にあると思う。ジャニーズの根底には、「ショー・マスト・ゴー・オン」に象徴される、エンターテインメントで世界平和を目指すという圧倒的な思想がある。同時にハロー!プロジェクトにも、有名な「投票うぃって外食するんだ」「日本の未来は wow wow wow wow 世界が羨む yeah yeah yeah yeah」「でっかい宇宙に愛がある」といった、身近な日本を良くしたい、さらに広く世界を平和にしたい……的思想がある。特に、他愛もない日常的な歌詞に突然差し込まれる「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」という崇高な願いは印象に残り、時にトンチキに感じることもある。
アンケートにもあった「エンターテインメントを極めるとなんでか一度トンチキになる」というのは、エンターテインメントによって叶えたい壮大な思想によるのではないだろうか。だからこそ、その壮大さがしばしば突拍子のない歌詞や変な衣装に演出として、常人には理解できないところに行き着いてしまうのかもしれない。他のアイドルソングやコミックソングとの境界もまたここにあると思う。(コミックソングに思想がないとかじゃなく、目的の違い)
「トンチキ」第一人者・ヒャダインと「トンチキ」
トンチキソングの第一人者といえばヒャダイン大先生である。おなじみ関ジャムトンチキ特集も印象深いが、さらに詳しくトンチキに触れた記事もあった。ここでヒャダインもやはりトンチキソングとコミックソングについて、笑わせようとしているかいないか、という制作意図の違いを指摘している。
ヒャダインによる「ココナツ」「TAKOYAKI in my heart」などは、トンチキソングの風味もありながらライブが確実に盛り上がる。アイドルに楽曲提供をする場合、必ずアイドルとそのファンが喜ぶ要素をリサーチして盛り込んでくれる印象だ。しかしヒャダイン自身がトンチキソングの意図について熟知しているために、それらのブチ上げソングたちは「トンチキ」の定義からは外れるように思う。
先日放送された関ジャム8BEAT特集では、「関ジャニ∞ on the STAGE」について、「初めはトンチキソングを発注されると思っていた」と語っていた。今回はヒャダインが得意とするオタク垂涎ライブ盛り上げ自己紹介ソングに落ち着いたが(本当に最高)、「トンチキソングを制作するという意図を持って制作されるトンチキソング」はそのうち聴いてみたいと思う。
関西ジャニーズ・BEYOOOOONDSと「トンチキ」
トンチキソングとコミックソングのはざまにいるのが、関西ジャニーズ各グループとBEYOOOOONDSであると思う。ジャニーズとハロプロというトンチキ総本山に籍を置きながら、初めから「変な」楽曲を歌うようにプロデュースされている。
関西ジャニーズといっても、Kinki Kidsまではジャニー喜多川の影響がかなり大きいからか、純粋なジャニーズトンチキの風味が強い気がする。(「KANZAI BOYA」とか、記憶に新しい。)
一方、関ジャニ∞(関西ジャニーズJr.成立)以降のグループに関しては、「関西っぽさ」が多分に演出されており、「関西=お笑い」の図式によるコミックソングが量産されている印象だ。特にデビューから数年は、関西絡みのコミックソングしかシングル表題曲としてリリースしないという謎の風習がある。
個人的には、関西っぽさをフィーチャーしたお祭りソングは「トンチキ」ではないと思う。関西の明るさ、面白さをグループの色として売り出したいという目的意識のもとで、冷静に作られたのだな……(しかも、どちらかといえば関東から見た関西のステレオタイプに即して)と感じてしまうからである。
BEYOOOOONDSも同様に、ハロプロでありながら他グループとは楽曲およびパフォーマンスの傾向が大きく異なる。曲中に寸劇やブートキャンプが織り込まれたり、変な(変な)グループ内ユニット名を付けられたりと、デビュー当初から独自路線を貫くようプロデュースされている。もちろん独自路線であることには自覚的で、
むしろそれをアイデンティティーとして強く押し出している。
「トンチキ」事務所が意識的に「トンチキ」を作り出そうとすると「コミックソング」になるというジレンマが、この二集団に表れている。しかし、関ジャニ∞のデビュー曲が「浪花いろは節」で、当初は関西の演歌チャートを賑わし、年上二人は拍手でレコーディングに参加し、歌番組では拳で太鼓を突いたという一連のエピソードは完全に「トンチキ」だと思う。当時は全員必死だったはずなのに数年後に古典落語として語られてしまうあたりが。
総動員型トンチキソング
ところで、ヒャダインが毎回ジャニーズトンチキの例として挙げるのがデカメロン伝説である。たしかにイントロの「ワカチコ!」は強烈で、曲全体も聞いていると変な気持ちになる。
歌詞自体はボッカチオの『デカメロン』をモチーフにしており、整合性は取れているようにも思える。トンチキなのはむしろイントロだけかもしれない。しかしその曲や振り付け、衣装全体を見渡したとき、やはりトンチキであると感じる。
この「デカメロン伝説」のトンチキについて考えているときに頭をよぎったのが、あんさんぶるスターズ‼︎の「ムーンライトディスコ」だ。
「ムーンライトディスコ」の公式MVのコメント欄は、「トンチキ」の文字が目立つ。私が初めて聞いた時にはトンチキだとは感じなかったため、不思議だった。しかし後から印象が変わる。
あんスタのムーンライトディスコ、最初ミリしらで聴いたときは普通にアガるラブソングだな〜って感じだったんだけど、公式YouTubeのコメ欄だと結構トンチキ評が多くて興味出たんだよね で、あんスタ始めてしばらく経った現在、氷鷹北斗に歌わせるにはトンチキすぎるな…て思い始めてて面白い
— 三点リーダー (@minaidemaruchan) 2021年10月11日
(印象が変わったあとのツイート)
アンケートを行うきっかけも、この印象の変化である。
「ムーンライトディスコ」はかぐや姫をモチーフとしている。なので歌詞自体は「現代に生きるかぐや姫の恋物語」に沿ったもので、整合性が取れているどころか普通にめちゃめちゃ良い曲である(コンセプトが重複しているのでこの時点で見方によってはトンチキかもしれない)。
しかし、これを歌っているメンバー(普段は堅物のおばあちゃん子)の意外性や、おしゃれなのかよくわからない衣装、既視感があるマンション型のステージセットといった、曲に関連する全てがトンチキを感じさせてくるのだ。
こういった、一聴してトンチキだと感じなくとも、MVやパフォーマンス、さらにその曲がリリースされた文脈全体からトンチキに感じさせる楽曲もまた一つのトンチキジャンルである。
実はこのジャンルに属するのではないかと考えているのが「ふわふわポムポム」だ。
「ふわふわポムポム」は一聴するまでもなく、イントロが流れ始めた瞬間に強烈なトンチキに襲われる歌詞の内容も曲調も前述のように完全な電子ドラッグである。
しかし、『FFPP』(ふわふわポムポム制作ドキュメンタリー)を見てしまうと、歌詞に用いられている無秩序な言葉の正体、個人的にもっとも意味がわからず怖かった「今の3分4分はデビュー当時の120くらいだから」の文脈など「ふわポム」がトンチキである理由が概ねわかってしまった。さらに、音源だけでトリップできていたときにライブで披露されたことで、「ふわポム」はただのトンチキではなく、サンタ衣装やトナカイの着ぐるみを着てわちゃわちゃしながら歌う可愛らしい曲にもなり得るということを知ってしまった。
これにより、「ふわポム」はその正体を暴かれてトンチキ性を弱めるかと思いきや、(アンケートにも表れている通り)いまだに不動の大トンチキソングの座を占めているのである。それはなぜか。
まず、歌い出しから錦戸亮が甲高い声で「イッチッゴ ハッピーナイッ」と歌っている。あの恥ずかしがり屋で寂しがり屋の錦戸亮が、である。これもまた「ムーンライトディスコ」のように、錦戸亮という人格について完全に無知であったなら、そこまで面白くないに違いない。また、曲全体がさまざまな電子音によって作られており、脳の芯に響くような曲調である。さらに間奏は、とりあえず必要なキーワードを詰め込みました感満載でありつつ、懐かしの音madのようなリズムのフィット感がある。これらが全て互いにトンチキさを増幅させながらこちらにやってくるのだ。つまり、「ふわふわポムポム」もまた「デカメロン伝説」「ムーンライトディスコ」に近い位置にあるといえる。
最後に
ほとんど主観というか、根拠のない妄想のようなものなのでアレではあるけど、描いている間は卒論に取っておけばよかった〜!という充実感でした。楽しかった。トンチキの意味変化が今全コンテンツの中で一番気になっているので、今更言語学を履修しなかったことを後悔しています。
そしてアンケートへのご協力本当にありがとうございました!超極小垢なのにかなり密度の濃い回答をたくさんいただき、一件来るごとに感動しながら拝読しました。
ちなみにこのアンケートはまだ開けています。この記事を読んだ上でもそうじゃなくても、トンチキに対する思い、ご感想、ご指摘などあればなんでも送っていただけるとうれしいです!
*1:まだ開けているので、当記事をたまたま見かけた方もぜひあなたにとってのトンチキを教えてください!
*2:そのうち丸山隆平さんのオタクがほとんどで、みんなフルネームに敬称ありの「丸山隆平さん」表記だった。かわいい
*3:とはいえ多少の偏りはあるので、かなり強引に分類してしまったことをここでお詫びします
*4:ジャニオタ大好き「青いイナズマ」「イッツマイソウル」の林田さん作曲、作詞はおなじみ児玉雨子大先生
*5:前出「僕らの軌跡〜ジャニーズWEST 日本縦断〜」、それにタッキー&翼「山手線内回り〜愛の迷路〜」など。映画『エイトレンジャー2』で錦野くんが歌っていた「二人は赤道〜トリニダード・トバコ〜」や曲名忘れたけどやっぱり山手線の曲もやはりトンチキ
*6:あんスタのこともまだそんなに知らない
*7:「いやこれだよこれ!」とか、「たぶんだけどこういうのじゃん?」というのがあったら、コメントでも今回のアンケートフォームからでも教えて欲しいです!めちゃくちゃ気になる!
*8:知る限りアイドルではないはずなので括弧で閉じてます
*9:特に食事関係に関してはトンチキエピソードが多い気がする。かわいいね
*10:紹介できなかった方の回答も全て楽しく読ませていただきました!ありがとうございます!!!
*11:父の発言中の放送禁止とか蔑称とかに関しては明らかに別の言葉と勘違いしている
*12:根拠はない
*13:筆者の太田先生はアイドル評論の第一人者